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シバームとコーカバン ~スーラもあるよ!!~

シバームとコーカバン

本日も、サナアから1時間程度の近郊を日帰りで観光。

シバームとコーカバン。
なんだか童話とかディズニーのキャラクターにいそうなタイトルだけど、これらは二つの町の名前。
そして、この二つの町は、いつもセットで呼ばれる。
その理由は、シバームとコーカバンは約350mの崖の上と下に位置する双子都市だからである。


シバーム
P3041011.jpg
奥に見える崖の上にコーカバンの町がある。

崖の上のコーカバン、崖の下のシバームである。
そして、軍事担当のコーカバン、商業担当のシバームでもある。
崖の上のコーカバンは、町自体が崖の上にあり、町の入り口には、頑丈な城壁と門があるため簡単に侵入できないようになっている。
崖の下のシバームは、町の周辺に広大な畑が広がっており、収穫物に恵まれている。
そのため、食料が容易に確保できるシバームは、昔から外敵に狙われやすかった。
そして、敵に攻められるたびにコーカバンへと上がり、篭城し、難を逃れてきた。
逆に、コーカバンは崖の上にあるため、食料の自給自足は難しく、シバームの作物を糧としてきた。
要するに、この2都市は、お互い持ちつ持たれつの関係であったのだ。


この2都市間は、車道が整備され、車で行くことができる。
が、2都市間の距離を体感するためにも、徒歩でシバームから、コーカバンへと行ってみることにした。
P3041062.jpg
2600mほどの標高だが、350m程度の高度差だから、簡単に登れるかと思いきや、この道がメチャクチャきつい。
南米の旅では、富士山より標高の高い町で寝泊りし、トレッキングも何回かこなし、高山病にもならず全くつらさも感じなかったが、この名もなき道に完全に負けた・・・。

中東の暑さと日差しはすごい。
さらに、非常に乾燥していて、とにかく砂っぽい。
すぐに日焼けするし、すぐに砂が纏わりつく。
P3041078.jpg
後ろに見えるのはシバームの町。


何度も休憩しながら、コーカバンの入り口に着く。

やはり高い城壁に、狭く厚い門が待ち構えていた。
P3041088.jpg
町並みは、イエメンの建物にしては、地味な建物が多く、静か。
やはり、買い物はシバームへ行くことが多いためか、町にもあまり活気がない。


コーカバンP3041112.jpg
ご覧の通り、断崖絶壁に位置するコーカバンの町。
これではさすがに外部からは侵入し難い。

崖の上から、シバームの町を見下ろす。
P3041109.jpg
一面に広がる砂漠と、砂色の町が、一体化している。

遠くには、次に目指す町、スーラが見える。


というわけで、来た道を下り、久々にバイクタクシーに乗り、スーラの町を目指す。


スーラ
P3041197.jpg
シバーム、コーカバンから約9キロ離れたところにある丘の上の町。
町の背後にそびえる岩山が象徴的な町。

町の入り口に着くと、一人の女の子が、写真を撮らせてくれた。
さらには、お父さんと、お母さんにも会って欲しいから、家へ来いという。
ここは外国、危険な中東、知らない人にホイホイついていくもんじゃない。
でも、かわいい女の子が誘ってくれてるんだからいいやぁ。
行っちゃえ行っちゃえ。

家に入ると、真っ暗で足元も見えない階段を登り、部屋に招かれる。
部屋の奥からお父さんが出てきてご挨拶。
その子の姉や妹ともご挨拶。
温かいシャイ(紅茶)を出され、もてなされる。
そして、商談開始!

・・・やっぱりそうか。
気づけば部屋の床になんだかよくわからない石や布が並べられ、それを手に取らされている自分がいる。
丁寧にシャイのおかわりまで、注がれている。
・・・やっぱりそうか。

与える文化を持つイスラムの国だし、ちょっとご飯でもご馳走になれるかななんて思って女の子にホイホイついていったけど、やっぱりこの流れね。
ちなみに女の子とは、小学校低学年くらいの、カワイイ女の子。
P3041225.jpg

さて、一通り話を聞いて、早めに退散しますかね。
とはいえ、もうここは敵の城の中。
いわゆる四面楚歌ですな。
りょーじはにげだした。
しかしまわりこまれてしまった!
そう、しかもここからがしつこいのだ。
1枚20円くらいの絵葉書を買うと言っても、親父さんは高価な石をすすめてくる。
高価な石を断ると、すかさず一番上の姉が細かい刺繍が施された布をすすめてくる。
僕をこの家まで連れてきたキャッチの女の子は、ただただ僕に微笑みかけている。
さらにお母さんは、被っているイスラムのベールから目だけでプレッシャーを与えてくる。   
ちっ、この家族、かなり出来る。
しっかり分業してやがるぜ。

でも買わない!
自分に言い聞かせる。
買ったら、ダメ、ゼッタイ。

断り続けること1時間弱。
やっと親父さんが折れ、お母さんの熱視線が弱まり、キャッチの女の子が少し寂しそうな顔になる。
シャイまでご馳走になって申し訳ないけど、そろそろ帰りますかね。
と、腰を上げる。

「・・・じゃない」
ん?
「幸せじゃない」

一番上の姉の声だった。
でも、買わないと決めたから、ここはきっぱりと断る。
「ごめん。いらない。買わない。」
「それだと、私は幸せじゃない」
「いや・・・、でも買わないから」
「いや、それだと、私は幸せじゃないから」 

上げかけた腰はいつの間にか再び床に張りつき、姉の鋭い眼光によって床に縛り付けられた。
そして、上記のくだりを繰り返すこと約10回。
最初にあれだけ押し売ろうとしていた親父さんが、引こうとしない姉を真面目に止めに入ろうとしている。
しかし、親父さんも威圧され止められず、顔が引きつっている。
そんな親父さんの姿、姉の全く変わらない表情と繰り返される同じ言葉に笑ってしまった。
笑わせてもらったら、お金を払うという僕の自分ルールが発動し、布を一枚購入・・・(約500円)。

その後は、記念撮影会&キャッチの女の子が、町中を丁寧にガイドしてくれた。
P3041202.jpg
ちなみに布を一枚買って、話がまとまった後も、姉は僕に対して布売りの営業をし続けた。
その粘り強く貪欲で、あえて空気を読まない営業スタイル、見習わなくては。
注: 写真一番右がトップセールスマンの姉、やはりまだ心なしかブスッとしている。

この家の屋上に上ると背後に岩山が。
P3041209.jpg
ここでもパチリ。


さて、やっとスーラの町に解放され、女の子とともにスーラ観光。
P3041238.jpg
町のどこにいても、岩山が見える。
P3041233.jpg
シバームやコーカバンとはまた違う町並み。
他の町よりも少し背の高い家々が並び、少し日が陰った路地は、独特の雰囲気持っていた。

ガイドをしてくれた女の子が丁寧に場所を説明してくれて、帰りは最初に出会った門まで見送ってくれた。


サナアからは、もう1ヶ所、日帰りで行ける観光地があるという。
次は、その町へ行ってみようと思う。



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原田 諒二                                     (はらだりょ-じ)

Author:原田 諒二 (はらだりょ-じ)
あの海の向こうには何があるんだろう?
どんな人たちがいるんだろう?
そんな単純な想いを胸に
いろんなものを見て
いろんな人と触れ合う旅の
真っ最中!!

2008年10月21日 世界一周出発

2009年9月28日 帰国

2015年1月2日 世界二周目に出発!!

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