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ただいま!いってきます!インド!


“ただいま!”


全身に立った鳥肌は、懐かしさからだった。
涙はこらえた。



マレーシアを経由して、インドへの飛行機に乗り換えるときに、すでにインド人たちから、
「インドの匂い」が放たれていることに心が躍った。

空港を出て、オートリクシャーに乗り込み、街へ向かう。
いくつもの小さな村の風景が流れていく。
壊れた建物や、カラフルなお菓子が並ぶ小さな商店、
ゆったり歩くインド人、ただただたむろしているだけのインド人。
クルタパジャマ、サリー、洗濯物、ゴミの山・・・
途切れないクラクション音に、
生暖かい風に混ざった独特の異臭が鼻をつく。

フラッシュバック。

気が付いたら全身に鳥肌が立っていた。
頭より先に、体が懐かしさを感じていた。

5年前、インドで終わった旅が、またインドから始まった。




前回の旅の後、

次に旅に出るとしたら、カメラを持たず、ブログも書かないと思っていたが、
やはり何かしら残しておきたいと思う。


前回の旅では序盤に日記を書くペースが落ち、
さらにボリビアでの盗難の際に、無くなってしまった。
ブログがあったよかったと思った。


今回は、前回のように頻繁に文章は書けないけれど、
形を変えて記録を残していこうと思う。









マドゥライ     宗教寺院サイケデリック
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カラフルでサイケデリックさを感じさせる寺院。
外観だけでなく、寺院内、さらには天井にまでカラーでペイントされている。










カニャークマリ     南の海の直立不動の陰影

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インド最南端の先に浮かぶ巨大な像。
この像の背後に、朝日と満月を見た。














コヴァラム    印の南の西の洋 

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西洋人だらけのビーチリゾート。
ここに来て、一気に空気が変わった。









バックウォーター(クイロン~アレッピー 船の旅)   日常と観光の平和的友好

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流れる景色と、川沿いに住む現地人の笑顔に癒された。
毎日通る外国人を乗せた船に向かい、毎日笑顔で手を振ることは、なかなかできるものではないと思った。
それも、子供だけでなく、大人も。










コーチン    伝統舞踊サイケデリック

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無言の伝統的な宗教舞踊。表情と目、特有の手話でストーリーを展開。
目の中にスパイスを入れて、白目部分に色を付ける体を張った表現力に感動。











ハンピ  ニューツーリストパラダイス


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周辺は大小の岩と遺跡に囲まれた小さな村。バックパッカー向けに観光地化されていて、居心地は良い。
ヒンドゥー教の聖地であるため沐浴風景、巡礼をしにきた家族と思う存分触れ合うことができた。










ゴア    聖地疑似体験

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一言では言い表せないし、写真を撮っても何も映らない。
今更来ても語れない、かつてのバックパッカーの聖地。
ここから生み出されたカルチャーの進化系しか、僕は経験できない。
でも、ゴアは確かにゴアだった。






多くの旅行者が言うように、やはり南インドは素晴らしい場所だった。
おそらく多くの人が、北インドと比べ、人の気性が穏やかで優しいことを、
南インドの良さとして挙げると思うし、僕もそう思う。
海、ヤシの木など、北インドにはない風景も素晴らしい。
そして、ドサ、プーリー、ミールスをはじめとした南インド料理もおいしく三度の飯が楽しみで仕方なかった。
今までまわった国々でも上位に入る美味しさだった。


しかし、北インドだって好きだ。


世界一周で北インドとチベット文化圏にしか行かず、
インドを分かった気でいたことが非常に恥ずかしく、
また、インドの懐の深さを改めて実感した。

そして、北インドの人の「うざったさ」を覚悟して南インドに入っただけに、
旅のはじめに出会った南インド人には、警戒心を強く持ち懐疑的な態度を取ってしまったことを、
申し訳なく思う。


多くのことが違う北インドと南インド。
両方好きだし、両方ともインド。



今回の南インド旅行で気になったのは、スマホの普及率。
経済成長が著しく、IT大国であるインドではあるが、それにしても、
スマートフォンの普及率が高いことに驚いた。
バスや電車、レストランでSNSやゲームをやっている人も多く、記念写真もスマホで撮っている。
若者だけでなく、サリーを着たおばちゃんもスマホをいじる。
5年前にはなかった光景。
(バックパッカーたちも皆、常にスマホ片手に旅しているのにも同じくらい驚いた。)


2050年には、人口が中国を抜くと言われているインド。
すでに世界的に非常に重要な国。
今でこそ、物価の違いで、日本のほうが裕福に見えるが、
いつか、国際的に今とは全く違う立ち位置になると思う。

いつの日か、バックパッカーが知るインドは、
インドではなくなる日が来るのだろうか。

とはいえ、まだまだインドはインドだとも思う。
くだらない嘘をつくインド人たちがすぐにいなくなるとも思えないし、
ダラダラ寝てるおっちゃんたちが急に起き上がってテキパキ仕事するとは思えないし、
全人口がクルタパジャマとサリーを脱ぐなんて、今世紀中はないんじゃないか。

経済的に発展しても、インドはインドであるのだと思う。
少なくとも、そう思える町がいくつかある。



いつまでも、このままであってほしいと思ってしまう国。


2度目のインドで、インド好きを再確認。

僕の中の、旅心の象徴、インド。

僕の旅の終わりの場所であって、はじまりの場所になったインド。

いつかの“3度目の正直”には、何を思うことやら。

IMG_0857a.jpg

それじゃ、また来る日まで!
他の国いってきま~す!



南インド 1.02~1.24

ティルチラパリ~マドゥライ~カニャクマリ~コヴァラム~クイロン~バックウォーター~アレッピー
~コーチン~バンガロール~ハンピ~ゴア~ムンバイ




てぃ~っす!
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原田 諒二                                     (はらだりょ-じ)

Author:原田 諒二 (はらだりょ-じ)
あの海の向こうには何があるんだろう?
どんな人たちがいるんだろう?
そんな単純な想いを胸に
いろんなものを見て
いろんな人と触れ合う旅の
真っ最中!!

2008年10月21日 世界一周出発

2009年9月28日 帰国

2015年1月2日 世界二周目に出発!!

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