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ローリーアゲイン!! ~世界一過酷な移動2・・・~ 6月10日~11日

エチオピア~ケニア国境へ
再びローリーの旅だ。
一度経験しているだけに気持ちに余裕がある。


今回は、ローリーの荷台。

DSCF8445.jpg

ローリーの荷台は、一緒にどんな人がどのくらい乗るか、そして、何の荷物と一緒に乗るかわからない。

DSCF8460.jpg

DSCF8459.jpg

DSCF8453.jpg
今回、一緒に乗るのはムスリム(イスラム教徒)たちだった。
ムスリムなら盗難の心配はないし、旅行者を襲うことはまずない。
安心して目的地に向かえそうだ。
ローリーの荷台はムスリムたちの荷物や穀物があるだけで、スペースも結構ある。
快適に目的地に向かえそうだ。


と思ったのも束の間。

最悪。テリブル。世界一キツイ移動とは、このことだ。

当然の悪路。
わかっている。
しかし、行きの助手席とは比べものにならないほどの衝撃、砂嵐、酷暑…。
座っていられないどころか、普通に立っていることも困難。
衝撃で体が宙に浮く。
しかもどのタイミングで衝撃が来るかわからないから受け身が取りづらい。
ずっと歯を食いしばって、力んでいなきゃいけない。
トラックの前方に近い方は衝撃が少ないようだが、ムスリムのおばちゃんたちに占領されてしまっている。
手すりにつかまって耐えるしかない…。

さらには、薄目もできないほどの砂嵐…。
呼吸をすれば砂のブュッフェ…。

避けらない太陽光線…

これだ…。これは確かにきつい。確かに旅で一番キツイ移動だ…。
ナメてた…。

きつそうな僕を見かねて、若者が上に上がってこいと声をかけてくる。
が、ここの衝撃も半端じゃない。
っていうか、油断したら振り落とされる!
「やっぱり下へ戻るよ…」

逃げ場がない…

これで30時間…!?
故障などアクシデントがあればさらに遅れる。
そして、何時にナイロビに着くかわからない…。
深夜にナイロビ着だったら最悪だ…。


4時間ほど我慢したところでトラックが止まる。
こんな荒野で・・・故障・・??
DSCF8505.jpg


どうやら、そうではないようだ。
他の故障したトラックの救助のために停車したようだ。
故障車の積み荷をこちらのトラックへ移動させる。
DSCF8502.jpg

DSCF8488.jpg

ここでその労働力としてかり出されたのは、僕がエチオピアで訪れた村コンソから来た少年4人だった。
彼らは身なりを見ると、明らかにムスリムたちより貧しいことがわかる。
その彼らが問答無用で働かされる流れになっている。
積み荷は一つ90キロほどの穀物の袋が、トラックいっぱいに積まれている。
相当な重労働だ。
しかし、誰も手伝おうとはしない。

DSCF8495.jpg
積荷作業を見守る乗客。

自分が手伝うしかない。
と思い、力を貸すが、一個運んでみて、思う。
重すぎ。
一個運んだだけで、まわりから歓声が…
これじゃまるで余興だ。
力になれてない。


逆に足手まといになりそうなので、この仕事はやめる。
他のできることを探した。
袋に穴が空いていて、地面に大量にこぼれてしまっていた穀物をかき集め、再び袋詰めした。


みんなからメチャクチャ感謝された。
素直に嬉しかった。
最初は、三人を手伝いたい気持ちと、三人だけに任せているまわりの人たちへの、あてつけもあってやりだしたのだけれど、感謝されて素直に嬉しかった。

旅をしていて、人のためにできることって少ない。
いつも助けてもらうことばかりだ。
エチオピアで、少年たち何度も助けられ、しっかりお礼ができなかった後だけに、余計に人のためになれたことが嬉しかった。

僕の取った行動は日本人なら誰でもすると思う。
日本人は外国において嫌われることは稀で、ほとんどの国のほとんどの人々にはどちらかといえば好かれているように感じる。
それは多くの場合、ODAなどの大規模な援助や、戦争をしない国だからというのが多いのだろうと思う。
または、日本人旅行者が好戦的でないからであろう。

それでも、こうして少しの人たちにでも、直接、日本人を見てもらうことができてよかった。
DSCF8519.jpg

DSCF8522.jpg

DSCF8513.jpg


久々に現地人の役に立てた気がする。

3人を直接手伝うことはできなかったので、3人には2リットルの水を差し入れした。

そして再出発!
DSCF8540.jpg

その後、日がくれ、真っ暗で何も見えない荷台の中で、砂よけのために、ムスリム女性と同じように頭と顔を布で覆い、トラックに揺られ続ける。
検問で止まる度、懐中電灯と銃を持った警官が荷台に入ってきては、一人一人の顔を照らしてIDのチェック。
僕はパスポートを出す。

まるで密入国でもするかのようだ。
荷物が増えたトラックはスピードが落ち、予定の半分距離にある町までで今日はストップ。
一泊して明日の早朝出発ということ。

その町の食堂で鏡を覗き込んで唖然とした。
顔が真っ黒。
おそらく、松崎しげるは越えた。
ラッツアンドスター加入も夢ではない。


トラックで友達になったケニアの若者と食事を取り、トラックの荷台の中、寒さに耐えながら、穀物に囲まれ、穀物の上で眠った。





次の日も相変わらずの悪路・砂嵐・酷暑と三拍子揃った中でトラックに揺られ、ついに目的地に到着。
ミニバスに乗り換え、無事にナイロビに到着。
ナイロビの町のどこに着くのか不安で仕方なかったが、運良く宿の近くの乗降場に停車。
無事に生還した。

ローリー荷台(穀物積載後)
DSCF8548.jpg


なにもかも砂だらけ・・・
DSCF8546.jpg

DSCF8545.jpg

DSCF8563.jpg

DSCF8555.jpg

ちょっとわかりづらいけど、顔も真っ黒に・・・
DSCF8560.jpg
胸元の茶色い部分はデザインではなく、砂による汚れです。


■ローリー移動個人的考察
・助手席がベター
・荷台は荷物の上なら幾分か衝撃が弱まる
・荷台は運転席に近い側が衝撃が弱い
・砂嵐はストールやシャツなどで防ぐしかない
・荷台の荷物の量、種類、固さによっても過酷度が変わるが、全て運。
・水分必須
・マシントラブルが多いため到着時刻、到着日はわからない
・運転手の技量や気分によって到着日や到着時刻が変わる
・エチオピア~ケニア国境間はルートが少なくとも2つある。行きと帰りはルートが全く違った。
・南下ルートのほうが荷台になってしまう確率が高い。時間や日にちをズラせば助手席が確保できるが。
・南下ルートのほうが到着がナイロビで、到着時刻や到着場所が読めないため危険





■ナイロビ危険情報

僕がエチオピアに行っている間、宿の目の前で人が殺されたという。
また暴動もまた2回ほどあったらしい。

同じ宿に泊まっていた日本人バックパッカー(旅歴3年)が、強盗に被害に遭った。

ナイロビ発の長距離バスの出発直後、強盗に遭い、気がついたときには病院のベッドの上。
バスに乗った日から、3日が経っていたという。

被害はUSドル現金全損。カードやパスポート、ケニア紙幣は無事だった。
日本大使館の職員からは、「よく目をさましたね、よかった」と言われたという。
そのまま意識が戻らないことも多いらしい。

他にも、数日前、ナイロビに到着直後、強盗に遭い、殴られ、ドル現金を取られた人にも会った。


宿の情報ノートにも強盗被害の情報が数件書かれていたし、本当に犯罪が日常的に起こる町だと感じる。

町でもバスでも、まわりの地元民や乗客は、助けようとすると、自分もやられてしまうため、助けてくれることは少ない。
夜間や早朝の出歩きや移動は避けなければならないが、避けられないことも多い。
「運」によるところも多いのが実情だ。

僕はこの二人と同じルートを通る。
最善の注意を払い、あとは祈るしかない…



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原田 諒二                                     (はらだりょ-じ)

Author:原田 諒二 (はらだりょ-じ)
あの海の向こうには何があるんだろう?
どんな人たちがいるんだろう?
そんな単純な想いを胸に
いろんなものを見て
いろんな人と触れ合う旅の
真っ最中!!

2008年10月21日 世界一周出発

2009年9月28日 帰国

2015年1月2日 世界二周目に出発!!

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