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ベツレヘム ~別離ヘムの分離壁~

エルサレムから南に10Km。
イエス・キリスト生誕の地が、ここベツレヘムにあると言われている。


ベツレヘム
P3173571.jpg
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毎年、衛星中継されるクリスマスのミサは、ベツレヘムで行われているもの。
(写真の教会とは別の、生誕教会と連なる教会で行われている。)


生誕教会
P3173578.jpg
P3173583.jpg
325年にコンスタンティヌス大帝によって建てられた教会。
この教会の地下洞窟でイエスは生まれたとされている。
(大帝の母が言ったと伝えられている)

イエスが生まれたとされる場所には銀の星形があり、祭壇となっている。
ここを訪れる人々は、みなそこに触れ、各々祈ったりしていた。
P3173624.jpg
僕はキリスト教徒ではないので、なんとなく、手を触れることに気が引け、ただ、その様子を見ていた。

信じるって何だろう?
神様って何だろう?
宗教って何だろう?

考え出すとキリがない。
こういう地に来るとどうしても考えてしまうが、難しく考えないのが一番だなと思う。
自分はそれでいい気がする。



■分離壁

ベツレヘムはパレスチナ自治区。
ここはイスラエルではない。
2002年には、イスラエル軍とパレスチナ人の銃撃戦があったという。

ベツレヘムとイスラエルを分離する壁があると言うので見に行った。


分離壁(パレスチナ自治区側)
P3173670.jpg
PALESTINAの文字が・・・

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そう、ゲームじゃないのに・・・。

P3173681.jpg
「隣人愛」は神も説いていたはず・・・。

僕は、今回のイスラエル観光で、一番衝撃を受け、印象に残ったのは、ここだった。
直接的なメッセージ、間接的なメッセージ、ユニークな写真や、皮肉った絵・・・
どれもこれも、ドスンドスンと強く心に響いてきた。

P3173712.jpg
この5本の指は、仏教、キリスト教、イスラム教、ユダヤ教、ヒンドゥー教を表しているようなのだが・・・

P3173689.jpg
いますぐに・・・

P3173690.jpg
この壁を除いて・・・


平和を訴えている人たちがいる。
世界平和を願っている人たちがいる。
だけど、そこには壁がある。
ここではそれがハッキリとわかる。

この壁に書かれたメッセージは、壁の向こう側からは見えない。
分厚くて、固くて、冷たい、灰色の壁。

世界を知れば知るほど、平和って何のことだかよくわからなくなる。
出口なんて見つかるのかという気になる。
P3173686.jpg
こんな風に簡単に平和への扉が開かれればいいのに・・・


誰が鍵を持っているんだろう。
鍵を隠してしまっている人たちが絶対にいる。
人の命まで絡んでいるのに・・・

出口なんて、ないのかな。




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聖地エルサレム ~微妙な三角関係~

入国後すぐにエルサレムへと向かう。
国境からは車で30分ほど。

エルサレムは聖地。
それも、ユダヤ教、キリスト教、イスラム教という3つの宗教の聖地・・・。
宗教的にとても複雑な場所だ。


3つの宗教それぞれの聖地がエルサレムの旧市街にある。
・キリスト教の聖墳墓教会。
・イスラム教の岩のドーム。
・ユダヤ教の嘆きの壁。
これらを中心に、聖地エルサレムの要所を紹介していきます。

まず、エルサレム旧市街は8つの門と城壁に囲まれており、それぞれの宗教の聖地もこの旧市街内にある。


ダマスカス門
P3183860.jpg
8つの城門の中で一番立派で、賑わっているダマスカス門。
たいていの旅行者はここから旧市街に入る。
ダマスカス門を入ると、両脇にたくさんの商店が並び、たくさんの声が飛び交う。
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聖地とされている場所が点在するこの旧市街で、こんなにたくさんの商店が並び、日常的に人々が行き交っているとは想像していなかった。
それでも、どこか不思議な雰囲気を覚えるのは、やはりここが聖地という意識を人々が持っているからなのだろうか・・・
自分の信じている宗教の聖地に暮らすということは、いったいどんな感覚がするものなのだろうか・・・
仏教徒の僕にはわからない感覚だ。
いつもの調子でふざけて、聖地を冒涜しないよう、慎重に気をつけて見て回った。


まずはキリスト教の聖地から。

ここエルサレム旧市街は、イエス・キリストが裁判で有罪になり、十字架を背負いゴルゴタの丘まで歩いた場所。
以前、日本でも話題になった映画「パッション」の中でも描かれている、あの場所だ。
そのイエスが歩いた道のりが今も残されている。


ヴィア・ドロローサ(悲しみの道)
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イエスが十字架を背負って歩いた、ゴルゴタの丘までの道のり。(約1キロ)

“イエスが倒れこんだ地点”“イエスが女性に話しかけた地点”なども言い伝えられており、キリスト教徒は、十字架を背負って、その道をたどる。(必ず背負うわけではない)
そして、その終点が・・・


聖墳墓教会
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イエスが磔刑にされたゴルゴタの丘の場所に建てられた教会。
ローマ皇帝コンスタンティヌスの母によって建てられた。

イエスの十字架が建てられた場所もある。
P3183734.jpg
この階段の上と言い伝えられている。


教会に入るとすぐに四角い墓のような石が目に入る。
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十字架からおろされたイエスに香油を塗った場所とされる。


キリストの墓
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↑墓の入り口
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↑墓石と、墓石の上のキリスト像
キリスト教各派が共同管理しているイエスの墓。


墓の手前にある石
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キリスト教では、ここが「世界の中心」「地球のへそ」と言われている。




次は、イスラム教の聖地。

岩のドーム
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預言者ムハンマドが、ここで昇天したと言われている。
メッカのカアバ、メディナの預言者のモスクに次ぐ、第3の聖地。
ここには、ユダヤ教、キリスト教も聖地を主張している、「聖なる岩」が祭られている。



最後にユダヤ教の聖地。

嘆きの壁
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ユダヤ教において、最も神聖な地。
ユダヤ戦争(ローマ帝国とユダヤ人の戦争)で破壊されたエルサレム神殿の外壁の一部。(西側)
ユダヤ人は、「西の壁」と呼ぶ。
ユダヤ人は年に一度、許可されていた来訪の際、この破壊された神殿の壁で祈った。
そして、もとのように、この聖地を取り戻し、祈りをささげられるようにとの願いを紙に記し壁の隙間に挟んだ。
そして、夜露が、壁に生える草(ヒソプ)という草を伝って落ちていく様子が、彼らの涙のように見えたことから、嘆きの壁と呼ばれるようになったそうだ。

(単に破壊されたことを嘆いて・・・など、由来については諸説あるようだ)
ちなみに、キリスト教も、イスラム教も、ユダヤ教から発展した宗教である。

嘆きの壁に向かって祈るユダヤ人
P3173550.jpg
聖書を開き、頭をお辞儀のように前後に動かしながら祈る。
ちなみにこれがユダヤ人の正装。
黒いハットに黒いスーツ、もみ上げを長く伸ばし、後頭部は髪の毛を剃っている。
「びんぼっちゃま!?」
と言いたくなるのをこらえて・・・と思ったけど、日本語通じない(日本語できてもびんぼっちゃまわかるユダヤ人はきっといない)から思いっきり口に出したけど、とにかく笑わないように真面目な行動をした。


ユダヤスタイル
P3173554.jpg
頭にある白いのは、キッパ。
神に尊敬の意を表すため、入り口で紙製のものが配られ、旅行者も被らなければいけない。
被らなければいけないんだけど、このカツラ、被ってはすぐ落ち、被ってはすぐ落ちる。精度が悪い。
いらつく。
んで、もちろん嘆く。

注;見ている紙はガイドブックのコピー。


エルサレムは、数々の国を旅してきた中でも非常に印象深いという旅人も結構いたが、仏教徒の僕にとっては、ただ理解をすることができない場所というだけだった。
宗教のことに関しては、もともとの感覚が違うし、自分にはどうやっても理解できないが、世界の平和を揺るがす一つの種になっているのは事実で、それについての知識を深められたのは良いことだったと思う。


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イスラエル入国物語 ~ノースタンプでフィニッシュ!?~


イスラエルというと、危険なイメージを持っている人が多いはず。
突然、イスラエルに行くと言い出す人がいたら、コラコラと、慌てて止めるだろう。
僕も、出発前はそういうイメージだけだった。

実際、イスラエルでは最近も、パレスチナ自治区であるガザ地区への空爆などが起こっており、周辺国との関係も悪く、非常に危険な国には変わりない。
しかし、危険な場所は、一部の地域に限られ、観光客や一般の外国人が毎日、この国の国境を往来している。
ユダヤ教、キリスト教、イスラム教の聖地、エルサレムがあることが大きな理由だ。


そんなイスラエルは、旅行者の中では、少し変わったことでも有名。
何が有名なのかというと、入国スタンプだ。
イスラエルは、皆さんご存知の通り中東諸国と仲がよろしくない。
パスポートにイスラエル入国スランプがあると、入国を拒否する国がいくつかあるのだ。
シリア、レバノン、イエメン、パキスタンなどだ。

よって、イスラエルに行った後はこれらの国にいけなくなってしまう・・・
のだが、実は行っている旅行者は多い。というより、ほとんどの旅行者は行っている。

それはなぜか。
皆、イスラエル入国の際に「スタンプ押さないでぇ~!」とお願いしているのだ。
すると、パスポートではなく別紙にスタンプを押してくれる。(キングフセイン橋の国境に限る)
とはいえ、この成功率は100%ではない。
たまにお願いしているのにも関わらず押されてしまう不運な旅行者もいるのだ。
押されてしまったら仕方がない。
そのパスポートでは上記の国に入国できない。

僕は、今後、シリア、レバノン、パキスタンに訪問する予定なので、スタンプをもらったらアウトだ。

そんなドキドキ、イスラエル入国審査へ、いざ出発!
果たして僕に下される“最後の審判”はいかに・・・!

キングフセイン橋を越え、いよいよイミグレーションへ。

まず、荷物をX線に通し、見たことない機械に入り、“謎の空気プシュ検査”(スピード証明写真機くらいの大きさの機械に入り、頭から足下まで、両側から全身に空気をプシュっとかけられる)。
謎の空気プシュ検査をクリアし、イミグレーションの列に並ぶ。

イスラエルは女性も兵役のある国。
しかし、さすがに前線に女性を送り込むことはなく、女性はイミグレーションなどの事務的な任務に就くことが多いようだ。
そして、イスラエルに行ってきた人たちの間では、このイミグレーションの女性たちは、美女軍団と評判。
美人のお姉さまにお願いするのなら、悪くない気もするが・・・
・・・実際はあんまり笑えない。
確かに美女がいるが、そんなことより、「ノースタンプ、プリーズ」で必死。

そして、プライド高そうな美女から、次々と質問が飛んでくる。
他国では質問されないことも聞かれる。

「なぜイスラエルの入国スタンプを押してはいけないの?」
「トルコに行くからです」
「飛行機で行けば問題ないでしょ?(押すわよ?という目つき)」
「いや、そ、その前にシリアを通るからです」
「なぜ?」
「観光です。それと、お金がないので陸路で行きたいのです。」
すぐに、答えのスキをついてくる。


「イエメンにはなぜ行ったのか?」
「観光です」
先に上で挙げた、イスラエルの入国記録があると、入国拒否をするイスラムの国々。
その国々への入国記録があると、イスラエル入国の際に、別紙を記入し待たされ、時間がかかると聞いていた。
僕はイエメンへの出入国の記録があるので、長時間は覚悟していた。
そして案の定、別紙長時間コースへ。


その後、アヴリルラヴィーンみたいな姉ちゃんに、裏へ2度ほど呼び出しを食らって、イスラエル滞在について、また簡単な質問をされる。
公の機関なわりに、髪型や服の着こなしはある程度、自由なようだ。
空気プシュ検査のところにいた係員の兄ちゃんは、スパイラルパーマにカチューシャをしていたし、ズボンを落として穿く、いわゆる“腰パン”をしている女性係員も多く見た。

そして・・・また呼び出し。
今度は、入国スタンプを片手に持った、笑顔の素敵な清純派美女が待つ窓口。
ついに最後の審判のときだ。
こんな清純派美人に押されるなら・・・
いやいや、まずい、まずいぞ。


「ノースタンプ?」
と、Sな笑みを浮かべながら聞いてくる。
「イエス!!イエス!!」
・・・おもしろがってやがる。
かわいい顔して、からかいやがって・・・
そういうの嫌いじゃないけど。


「OK!」と言って、清純派の右手が振り下ろされる。
・・・バチン!!(スタンプ音)


見事別紙にスタンプ!
ノースタンプでフィニッシュ。


約4時間弱の戦い。
無事イスラエルに入国。
イスラエルの旅模様は、また次回ということで・・・



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プロフィール

原田 諒二                                     (はらだりょ-じ)

Author:原田 諒二 (はらだりょ-じ)
あの海の向こうには何があるんだろう?
どんな人たちがいるんだろう?
そんな単純な想いを胸に
いろんなものを見て
いろんな人と触れ合う旅の
真っ最中!!

2008年10月21日 世界一周出発

2009年9月28日 帰国

2015年1月2日 世界二周目に出発!!

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